カタ4「商品やサービスを売り込む」
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商品やサービスを売り込むのに適したカタ。
目次
この「カタ」に主人公の状況は関係ない。
「序」では共感を呼ぶ内容を書き、「破」では商品を購入する必然性を書き、「急」では“今”商品を買わなければならない時限性を書く。
そもそも、商品やサービスを選ぶ前から買うべき理由が存在している。
たとえば、タクシーに乗る時は、「タクシーに乗りたい」よりも前段階の理由…「終電を逃してしまったけど、周囲に泊まる場所もないし、歩いて帰るには遠い…」だとか、「子供が急病にかかってしまい、一刻一秒をあらそうのでバスや電車を使っている余裕はない。でも車やバイクは持っていない…」だとかいった解決しなければならない「根源的な課題」が存在しているのだ。
商品・サービスというのはこうした「根源的な課題」を解決するための手段といえる。
どんなに商品力があっても、「根源的な課題」を持たない人には買ってはもらえない。
人間はものを購入するときに、まず「根源的な課題」を持ち、次に「商品力」を気にする…。
こういう心理的な流れが存在するからこそ、「序」では共感を呼ぶ内容を書こう。
何に共感してもらうのかというと、もちろん「根源的な課題」だ。
これを踏まえると、読者の「共感」を刺激するためには「根源的な課題」を持った人の境遇や状況を読者に伝えればいい。
続く「破」でようやく「商品力」の出番だ。
「破」で書く「商品を購入する必然性」こそ、「商品力」。
単なる「商品力」ではない。
「根源的な課題」の解決につながる「商品力」を書く必要がある。
最後に「急」で語る“今”商品を買わなければならない時限性について。
商品やサービスを買ってもらうとしたら、共感が冷める前…つまり共感している「今に買ってもらわなければならない。
じゃあ、“今”商品を買ってもらうためにどんなことを書けばいいのか?
というと、次の3つ。
ひとつは「“今”商品を買うとどんな得があるのか?」。
ふたつめは「“今”品を買わないことでどんなマイナスがあるのか?」。
みっつめは「アクションしてほしいことを具体的に書くこと」。